名古屋造形大学前学長 山本理顕氏への停職処分に関する裁判は2023年12月に和解によって終結しました。それ以降現在までも、ネットニュースやSNS、その他の媒体に山本氏と学校法人同朋学園および名古屋造形大学との関わりについての記事や発言が繰り返し掲載されています。
裁判を和解で終結する際、「本件訴訟に関し、和解条項及び和解条項以外の事項をみだりに公表しない」ことを双方で合意しました。
それにも関わらず、上記の掲載には何度もそこに踏み込んだ内容が掲載されており、しかも、本学園および本学の運営における事実と異なるものや誹謗中傷するものもいくつか含まれています。これらは、上記合意に明らかに反しており、本学園および本学にとって極めて遺憾です。
また、学園が山本氏に行った処分は「解雇」ではありません。この処分の期間中に学長の任期は終了しています。山本氏の学長や教授への復帰について、上記の掲載では「裁判で和解が成立して復職する権利が回復された」との認識が示されていますが、
裁判上の和解においてそのような取り決めがなされたことは一切ありませんし、本学園および本学もそのような考えはありません。
2024年11月23日
学校法人同朋学園 理事長
名古屋造形大学 学長 伊藤豊嗣